ワンピースカード 「禁止カード」「制限カード」一覧と、制定理由について解説!
最終更新日:2023/5/7

2023年4月1日より、ワンピースカードゲームの公式、公認大会で禁止カード・制限カードが制定されました。
友達同士でバトルする際には関係ありませんが、公式大会に出場するには必ず守らなければならないルールとなります。
このページでわかること
- ・「禁止カード」「制限カード」について
- ・禁止カード一覧
- ・禁止カードに制定された理由
などについて解説していきます。目次から飛べますのでご活用下さい。
目次
「禁止カード」「制限カード」とは
ワンピースカードゲームにおける、「禁止カード」「制限カード」とは、
- 禁止カード:デッキに入れる事が出来ないカード
- 制限カード:デッキに1枚だけ入れられるカード
ワンピースカードでは、同じカードナンバーのカードは4枚までデッキに入れる事が出来ます。
では、どうやってカードのナンバーを確認するのか?
カードナンバーの見分け方
カードのナンバーは右下から確認出来ますね。
OP02-121がカードのナンバーになります。
OP02はブースターパック「頂上決戦」の121番がこのカードのカードナンバーになります。
パラレルカードも同じカードナンバーは同じなので、通常とパラレル合わして計4枚しか入れられません。
ちなみに、カードナンバーの記号についてまとめると、
- ST01:スタートデッキ「麦わらの一味」
- ST02:スタートデッキ「最悪の世代」
- ST03:スタートデッキ「王下七武海」
- ST04:スタートデッキ「百獣海賊団」
- ST05:スタートデッキ「ONE PIECE FILM edition」
- ST06:スタートデッキ「海軍」
- ST07:スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」
- ST08:スタートデッキ「Side モンキー・D・ルフィ」
- ST09:スタートデッキ「Side ヤマト」
- OP01:ブースターパック「ROMANCE DAWN」
- OP02:ブースターパック「頂上決戦
- OP03:ブースターパック「強大な敵」
現状、禁止カードは2枚のみです。


2.禁止カード:OP02-024 モビー・ディック号

禁止カード1枚目は「モビー・ディック号」です。
公式HPより
「OP02-001エドワード・ニューゲート」と本カードを組み合わせた場合、「自分のライフが1枚以下~」の条件の達成が容易なうえ、このデメリットの影響が想定以上に軽微でした。また、ステージカードであるが故に対処が難しく、条件を満たした場合にゲームが決着する速度を大幅に早めています。 加えて「OP03-003 イゾウ」の追加により、高い確率で状況を再現することが可能でした。 以上のことから大会での使用率、勝率ともに非常に高いうえ、ONE PIECEカードゲームの楽しさの一つである攻防の駆け引きを著しく奪ってしまうカードになっていると判断したため、本カードを禁止カードに設定いたします。
引用:ワンピースカード公式 https://www.onepiece-cardgame.com/rules/restriction/
モビー・ディック号が禁止カードに制定された要因としては
- ①ステージカードなので、対処しにくい
- ②OP02-001エドワード・ニューゲート」組み合わせたら「自分のライフが1枚以下~」を達成しやすい。
- ③OP03-003 イゾウで更に状況が揃えやすい。
- ④以上から効果を発動する際の条件が緩すぎる
1つずつ解説していきたいと思います。
①ステージカードなので、対処しにくい
現在ステージカードをKO出来るカードは2枚しかありません。
「八尺瓊勾玉」

これはトリガー効果でしかステージカードをKO出来ないので狙うのは難易度高いです。
「嵐脚 周断」

つまり、このカードでしか狙ってステージカードをKOする事が出来ないということになります。
黒のデッキを使っていて、かつ、このカードを組み込んでいるデッキでしかステージカードは対処出来ない事になりますね。
②「エドワード・ニューゲート」と組み合わせたら「自分のライフが1枚以下~」を達成しやすい。
これは白ひげリーダーのカードですね。

ターン終了時にライフを1枚ずつ減らしていくので、最短で5ターンで条件が整いますよね。後は「モビー・ディック号」待ちになるわけです。
ちなみに、ライフが1枚以下~というのは、0枚か1枚かです。
③イゾウで更に状況が揃えやすい。
「イゾウ」

このイゾウの登場時効果で特徴「白ひげ海賊団」がつくカードをすぐ手札に加えられます。勿論「モビー・ディック号」は特徴:白ひげ海賊団です。
こうして、イゾウをたくさんデッキに組み込んでおけば、「モビー・ディック号」をすぐ探せる訳です。揃ったときも、特徴:白ひげ海賊団のアタッカーを集めておいて、総攻撃がしかけられます。
なので、④の発動条件が緩いし、短期決戦になりがちな事から、禁止カードに制定されたようですね。
3.禁止カード:OP02-052 カバジ

禁止カード2枚目はカバジさんになります。
「OP03-040 ナミ」と本カードを組み合わせた場合、自分からアタックを行わず対戦相手との攻防の駆け引きを無視してゲームの勝利を狙うプレイを、大きく促進する結果となりました。 また、本カードの効果の「カードを引く枚数」と「カードを捨てる枚数」の関係上、「OP01-086超過鞭糸」「OP03-047 ゼフ」などとの組み合わせにより、想定よりも効率よくデッキの枚数を減らしていくことを可能にしていました。 「OP03-040 ナミ」を使用したデッキには、他にも様々なカードの組み合わせの候補がありますが、検証の結果、今後の環境の健全化を図るため本カードを禁止カードに設定いたします。
引用:ワンピースカード公式 https://www.onepiece-cardgame.com/rules/restriction/
カバジが禁止カードに設定された要因としては
- ①特殊条件勝利の青単ナミデッキと相性が良すぎる
- ②超過鞭糸との相性が最強
- ③ゼフとの相性が最強
1つずつ解説していきます。
①特殊条件勝利の青単ナミデッキと相性が良すぎる

特殊条件勝利の青単ナミデッキとは自分のデッキが0枚になった時、勝利することです。
本来であればデッキ0枚になると負けになります。しかし、ナミの効果の「自分のデッキが0枚になった場合、自分は敗北の代わりに勝利する。」で勝てるというデッキですね。
昔の遊戯王でいう所の「エクゾディア」ですね。笑
カバジのカードを2枚引くという効果はこのデッキにおいて凄く相性が良いんですね。
更に理由②、③と合わせるとその理由がわかります。
②超過鞭糸との相性が最強
超過鞭糸

この効果の「アクティブのコスト3以下のキャラを1枚までを持ち主の手札に戻す」
これが凄くカバジと相性がいいんですね。勿論カバジはコスト3以下で、登場時効果を再度使える事になり、ナミの特殊勝利を加速させます。
③ゼフとの相性が最強

ゼフの効果の「コスト3以下のキャラを1枚までを手札に戻す~」がまたカバジと相性がいいですね。
これらのカードを複数枚入れると、カバジで手札何枚も引く(しかも、捨てるのは2枚引いて手札から1枚)
これは凄くゲーム性が壊れる、とのことで禁止カードに制定されたようです。
ゼフこそ禁止カードにしたほうがいいんじゃない?と思う所ですが、
ここは恐らく公式の、アタックを防げる術を用意してたらいい、という意図があるんだと思います。
禁止カードに制定されるカードというのは、防ぐ術が用意されていないものになりやすいようですね!
禁止カードになる理由としては
- ゲームが決着する速度を大幅に早めるようなカード
- 攻防の駆け引きを著しく奪ってしまうカード